石田 芳英さん 腎臓移植

   

お母さんへ。

私は14歳の時腎臓病で入院しました。すでに腎不全でした。一年間の個室生活。
その間、母は私が落ち込まないように休みなく面会に来てくれました。

治療の甲斐もなく15歳で透析導入。当時の透析は辛かったです。貧血が
ひどく、普通に歩くだけで目の前が真っ白になり、よく病棟で倒れました。

17歳の時に移植の話があり、母と検査しました。お互いのマッチングがすごくよく、
病院から新潟県の腎移植第一号患者にならないかと依頼されました。そして1980年7
月に移植手術を受けました。

あれから40年が経ちました。今普通の生活が送れるのは母のおかげです。

天国のお母さん。本当にありがとう。
 
 


 
 

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