水崎 泰行さん 腎臓移植



 私は、会社員になって21年目の平成5年1月腎臓機能悪化に伴い人工透析に入りました。働き盛りのタイミングでの透析は、精神的にショックが大きく仕事を継続する上で1回4時間、週3日の透析は大変厳しいものでした。それでも時間の許す限り全力で仕事に臨みました。
 2年後の平成7年2月に奇跡が起こりました。亡くなられたドナーの方から腎臓の提供があり、「命のリレー」で移植手術の機会をいただきました。お陰様で移植後はこれといった大きなトラブルもなく、平成28年に69歳で退職するまで45年間充実した会社人生を元気に送ることができました。これもひとえにドナーの方とその家族の方々のお陰です。これからも「ありがとう」の気持ちをしっかり持って生きて行きたいと思っています。









  

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